生物多様性

当社は、企業活動が生態系に及ぼす影響に注目して、環境への負荷を軽減する技術や素材、製品を提供するとともに生産における環境負荷の軽減に努めています。
また社会貢献活動の一環として、社外の生物多様性の保全活動とも連携・協力、実践しています。

生物多様性活動との連携・協力

当社は、次の活動に参画しています。

  • 「経団連生物多様性宣言」推進パートナーズ
  • 生物多様性民間参画イニシアティブ、同パートナーシップ

カネカ大阪工場「摂津の森カネカビオトープ」

大阪工場では、摂津ほたる研究会の「市内でほたるが飛ぶ環境を作りたい」との思いを一つに、2012年から親水空間の施設「摂津の森カネカビオトープ(※)」を当社敷地内で整備・運営しています。
これまでほたるの孵化時期(5月~6月)にあわせ、地域の皆さまに一般開放し、「ほたる鑑賞会」でほたるの舞い飛ぶ姿を楽しんで頂いています。2017年から「ほたる鑑賞会」のオープニングイベントとして、日本センチュリー交響楽団によるアンサンブルコンサートを同工場内の施設で開催しています。
今後も地域に開かれた工場として、活動を継続していきます。

※ ビオトープ:ギリシャ語で「bios」(生物)と「topos」(場所)の合成語。ドイツから日本に紹介された考え方で、「復元された野生生物の生息空間」という意味。

写真は、2023年5月実施時の様子です。

摂津の森 カネカビオトープの入り口

ほたる鑑賞会

ホタルの夕べコンサート

カネカ滋賀工場「おにぐるみの学校」

滋賀工場では、びわ湖岸に残された貴重な自然環境の一つである「木の岡ビオトープ」の保全活動を目的として発足された「おにぐるみの学校」の運営委員として活動に参画しています。
滋賀県や大津市ならびに滋賀工場を含む地元自治会のメンバーで構成された「おにぐるみの学校」では、定期保全活動(草刈り、歩道の整備、樹木の看板の更新など)や夏と秋に開催の自然観察会に参加しています。
自然観察会では、ビオトープで見られる貴重な植物、野鳥、昆虫などの観察を通じて、子どもたちの学習機会の創出とビオトープの大切さを伝えています。
今後も美しいびわ湖の自然環境保全に貢献していきます。

自然観察会の様子

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