ステークホルダーコミュニケーション
基本的な考え方
カネカグループは、「一人ひとりの真摯で前向きな努力による企業理念の実現を通じて、社会的責任を果たします。」というESG憲章のもと、善良な市民として、すべてのステークホルダーのみなさまとともにサステナブルな未来を見つめます。
また、積極的な情報開示とコミュニケーションを通して、ステークホルダーとの信頼関係を築き、持続可能な社会の実現に努めていきます。
ステークホルダーとのコミュニケーション
お客様
【考え方】
商品を購入してくださる方々やその先にいらっしゃるお客様に、社会を「健康」にする良質な製品やサービス、価値を提供し、製品の安全性の確保や情報公開を行います。
【コミュニケーション】
- 営業/販売を通じてお客様とのコミュニケーション
- ウェブサイトやSNSでの情報発信
- 展示会の開催
- 品質保証/お客様サポート
公式HPで技術・製品の情報やオンラインショップを展開
展示会の開催
地域・社会
【考え方】
地域に根ざした企業活動を行い、社会貢献・地域交流を推進します。また工場操業の安全性から情報公開に至るまで、健康的(健全)な地域・社会づくりに貢献します。
【コミュニケーション】
- 近隣住民との交流/イベントの参加/ダイアログ
- 次世代育成/工場見学受け入れ
- 災害復興支援
- イニシアチブへの参画
国連WFP(World Food Programme)「学校給食支援」のパートナー企業として協賛
近隣の児童や園児のみなさんと「芋掘り」イベントを開催
株主・投資家
【考え方】
企業姿勢、ブランド価値を認め、株を所有する方たちに、適正な利益還元・情報開示を行うことで、「健康な企業」「健康な社会」を目指すグループ全体の信用性を高めます。
【コミュニケーション】
- 投資家/アナリストとの意見交換、事業・決算説明会の開催
- ウェブサイトでの適時・適切な情報開示
- 株主総会
報告書(株主のみなさまへ)年に2回発行
社員
【考え方】
グループ社員やその家族も念頭に置き、健康的な職場環境—働きがいや適正な処遇・報酬、安全な職場環境などを提供し、多様性などにも配慮します。
【コミュニケーション】
- 社員相互のコミュニケーション
- 社員の健康相談
- 労使の話し合い
- 内部通報制度の浸透
社員に健康づくりの場を提供
取引先(仕入先)
【考え方】
仕入先、外注先とコンプライアンスを重視した公正な取引を行うとともに、取引機会を平等にすることを念頭に置きながら、共存共栄を目指す健康的(健全)な関係性を築きます。
【コミュニケーション】
- 取引先との定期的なアンケートと対話
- 取引先との連携・共存共栄
- 物流品質の向上
- 適切な情報開示
- 内部通報制度
原材料の購入・開発の支援を通して、全国のパン屋さんと食卓を“結ぶ”オンラインショップを展開
環境
【考え方】
原料調達、製造、運搬などで環境負荷の低減に取り組みます。また、先端素材や独創的な技術の開発によって地球環境を「健康」にするよう、社会的責任も果たしています。
【コミュニケーション】
- 地球環境保護/資源の保全/環境負荷低減の取り組み
- 原料調達での環境負荷低減の推進
- 美化活動/里山保護/環境保全活動
- 適切な情報開示
近隣の美化活動を実施
株主・投資家向け報告書について
年2回、株主の方へ「株主のみなさまへ」と題する報告書を送付するとともに、株主以外の方にもご覧いただけるようにホームページへ掲載しています。当期に起きた出来事をトピックスとして写真を掲載しながら読みやすく紹介するとともに、中間報告書では、当社の経営戦略などを代表取締役社長がわかりやすく説明し、株主のみなさまに関心が高いテーマを特集記事として掲載しています。2010年から表紙を大幅に変更するとともに、2013年からは紙面サイズを大判化させ、誌面づくりに工夫を重ねています。さらに、環境に配慮した植物油インクの使用や読みやすいUDフォントの使用もしています。
報告書(株主のみなさまへ)
情報の開示とIRコミュニケーション
当社は、経営理念をもとに経営戦略と経営計画を策定し、その内容が株主をはじめとするステークホルダーのみなさまに理解され支持されるように、適時適切な情報を開示し、経営の透明性を高めます。
本決算および四半期決算開示後に説明会を実施し、代表取締役もしくは担当役員が説明を行っています。また事業説明会や見学会を実施し、代表取締役、担当役員が説明を行っています。
決算短信、有価証券報告書、四半期報告書、カネカレポート統合報告書、決算説明資料などをホームページに掲載しています。
CHECK & ACT
前年度の活動を踏まえ、次年度も株主・投資家の皆さまへの適切な情報開示を行います。