ガーナ共和国に駐在員事務所を開設
―アフリカでの事業展開を加速―
2016/06/09
株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:角倉 護)は、アフリカでの事業展開の加速を目的として、本年4月25日、ガーナ共和国アクラ市に、カネカグループとして初めてのアフリカ拠点となる駐在員事務所Kaneka Africa Liaison Officeを開設した。アフリカは欧州統括会社Kaneka Europe Holding Company N.V.の管轄地域であることから、同社の傘下に設置し、市場調査、事業展開のサポートを行う。アフリカ大陸は、54カ国で構成されており、それぞれ民族、宗教も異なり、経済発展も地域ごとで濃淡があるものの、豊富な地下鉱物資源、活発なインフラ投資と民間消費を背景に今後もますますの経済発展が期待される。同事務所は、頭髪装飾用合成繊維「カネカロン」事業のサブサハラにおけるさらなる拡大をサポートするとともに、その他の事業についても市場調査、商機の探索を行い、現地視点でその成長戦略を具体化することで、アフリカ市場の成長力を最大限に取り込み、当社のグローバル展開加速の一翼を担う。
<Kaneka Africa Liaison Office(カネカアフリカリエゾンオフィス)>
事業内容:カネカロン事業展開の促進、他事業の市場調査及び展開支援
開設日:2016(平成28)年4月25日
所在地:ガーナ共和国 アクラ市
所長:瀬古 裕
<欧州統括会社>
社名: Kaneka Europe Holding Company N.V.(カネカヨーロッパホールディング)
事業内容:欧州、中東およびアフリカ地域内の経営戦略企画・立案、当該地域内のガバナンス
強化、当該地域内現地法人の業務支援
本社:ベルギー王国ザベンタム市
代表者:水澤 伸治
資本金:62.6百万ユーロ
株主:株式会社カネカ 99.99%、Kaneka Americas Holding Company, Inc. 0.01%