カネカ ソーシャルボンド（社会貢献債）を発行
株式会社カネカ ＩＲ・広報（Investors & Public Relations）部
2023年11月16日
株式会社カネカ（本社：東京都、社長：田中 稔）は、北海道医療機器新工場の設備投資資金調達を目的として、第9回無担保普通社債「ソーシャルボンド（社会貢献債）」を発行します。募集金額は100億円、発行年限は5年で2023年12月発行予定です。2023年11月16日
当社は、「環境・エネルギー」、「食糧」、「健康」の社会的な3つのクライシスに対し、ソリューションプロバイダーとしてグローバルに価値を提供しております。Medical事業においては、「健康」に関する社会課題解決に向け、血管内治療用カテーテルや血液浄化器などの医療機器を通じ、さまざまなイノベーションを提供しています。
この度発行するソーシャルボンドは、北海道の苫小牧東部産業地域に建設中の医療機器新工場の設備投資への充当を予定しています。新工場で生産を予定している医療機器は、血中の悪玉コレステロールを選択的に除去する「リポソーバー®」、及び重症化した閉塞性動脈硬化症（ASO）*1に対する新たな治療法として市場から高い評価を得ている「レオカーナ®」です。今後、潜在患者数が多い米国、中国などで需要の急拡大が見込まれており、ソーシャルボンドで調達した資金によってMedical事業の生産基盤を整備してまいります。
当社は「カネカは世界を健康にする」という考えのもと、社会の持続的発展と豊かな社会の実現を目指した事業活動を展開しております。今後も、社会課題の解決に向け、価値あるソリューションをグローバルに積極的に提供してまいります。
以 上
＜ソーシャルボンドの概要＞
名称 ：株式会社カネカ第9回無担保普通社債
発行体 ：株式会社カネカ
発行額 ：100億円（予定）
発行年限 ：5年（予定）
発行時期 ：2023年12月（予定）
主幹事 ：野村證券株式会社、SMBC日興証券株式会社、大和証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
資金使途 ：北海道医療機器工場における設備投資（例：吸着型血液浄化器の製造設備新設）
ソーシャルボンドとしての適格性：
当社は、ソーシャルボンド発行にあたり、国際資本市場協会（ICMA）の定める「ソーシャルボンド原則（SBP）2023」、ローン・マーケット・アソシエーション（LMA）、アジア太平洋ローン・マーケット・アソシエーション（APLMA）及びローン・シンジケーション&トレーディング・アソシエーション（LSTA）の定める「ソーシャルローン原則（SLP）2023」及び金融庁の「ソーシャルボンドガイドライン（2021年版）」に基づき、ソーシャルファイナンス・フレームワークを策定しました。第三者評価として、株式会社格付投資情報センターから、当フレームワークがこれらの原則等に適合する旨のセカンドオピニオンを取得しております。
名称 ：株式会社カネカ第9回無担保普通社債
発行体 ：株式会社カネカ
発行額 ：100億円（予定）
発行年限 ：5年（予定）
発行時期 ：2023年12月（予定）
主幹事 ：野村證券株式会社、SMBC日興証券株式会社、大和証券株式会社、三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社
資金使途 ：北海道医療機器工場における設備投資（例：吸着型血液浄化器の製造設備新設）
ソーシャルボンドとしての適格性：
当社は、ソーシャルボンド発行にあたり、国際資本市場協会（ICMA）の定める「ソーシャルボンド原則（SBP）2023」、ローン・マーケット・アソシエーション（LMA）、アジア太平洋ローン・マーケット・アソシエーション（APLMA）及びローン・シンジケーション&トレーディング・アソシエーション（LSTA）の定める「ソーシャルローン原則（SLP）2023」及び金融庁の「ソーシャルボンドガイドライン（2021年版）」に基づき、ソーシャルファイナンス・フレームワークを策定しました。第三者評価として、株式会社格付投資情報センターから、当フレームワークがこれらの原則等に適合する旨のセカンドオピニオンを取得しております。
*1. 動脈硬化などが原因となり下肢動脈の内部が狭窄・閉塞することで、血液の循環障害（虚血）が引き起こされる疾患。初期には冷感やしびれ、歩行障害を引き起こす。さらには痛みや潰瘍を伴う重症下肢虚血にまで進行すると下肢切断や死亡リスクが高まる。
