当社の食品製造に関するお知らせ
株式会社カネカ IR・広報部
2019年10月4日
当社ホームページに当社の食品製造に関する情報提供があり、社内調査の結果、以下が判明致しましたので、お知らせ致します。
2013年5月、マーガリンの原料である油分の加工工程中に、弁の不具合により加熱用蒸気が過剰に入ったため、油分タンクの温度が上昇し、移送パイプの途中に設置してあるポリエチレン樹脂製のフィルタの一部が変形しました。
この際、製造現場においては、ポリエチレンが溶融し、油分に混入した可能性があると判断し、ろ過による油分からの不純物除去を行い、除去できたことを確認した上で、原料として使用致しました。
今般、当時よりも厳しい条件で実施した社内の再現実験では、ポリエチレンの溶融は認められなかったことから、現時点では、当時、ポリエチレンの溶融は無かったと考えております。
しかしながら、ポリエチレンが油分に混入した可能性があると判断し、ろ過によって油分から不純物を除去し、原料として使用したことは、食品メーカーとして適切なものではなかったと当社は考えております。
メーカーとして安全・安心な食品をお届けするという使命を謙虚に再認識し、再発防止に努める所存であります。関係者の皆様に深くお詫び申し上げます。
一層のご支援・ご鞭撻を賜りたく宜しくお願い致します。
以 上