平成27(2015)年 新年社長あいさつ(要約)
株式会社カネカ 広報室
2015/01/05
2015/01/05
新年あけましておめでとうございます。
私の今年の抱負は「カガクでネガイをカナエル会社」の実現に向け、逆風に負けず、グローバル化とR&Dを推進力にして成長の歩みを確かなものにすることです。
昨年は、消費税8%の反動による市場の低迷、アメリカ経済の復活、国内の電気料金の高騰、年末にかけて一層の円安の進行、シェールガス革命、原油価格の暴落などがありました。しかし、世の中の不確実性の拡大の裏で、科学技術は着実に進化を遂げています。iPS細胞を用いた加齢黄斑症の臨床開始は、当社も手掛ける再生・細胞医療がいよいよ本番を迎えることを告げています。機能性食品の効能表示の解禁が決定され、サプリメント事業は大きな転機を迎えています。
変化の時代はカネカにとって大きなチャンス。カネカの総力を結集すれば大きな成長の果実をつかみ取れるはずです。
具体的には下記の点について強化を図っていきます。
1) 生産技術に関してはLCP(The Lowest Cost Producer)を目指し、コストや生産性を具体的な数値目標で定めて達成していきます。プロセス革新はもとより、原料調達から配送までのあらゆる段階でのLCPを追求していきます。
2) R&Dの成果実現に向け、事業部やコーポレートR&Dでの新製品・新事業の創出に引き続き取り組んでいきます。今後は、重点化すべきテーマに資源を集中させてポートフォリオの変革と成果実現のスピードアップを図ります。
3) カネカブランドの確立「人と技術への信頼」、とりわけ「人」すなわちカネカそのものへの信頼獲得にさらに力を注ぎます。
4) 新規事業の創出に向け、事業のバリューチェーンを解明し、その中に入り込んで行く、インサイダーになることを目指します。その手段として、カネカの技術や人とのシナジーを発揮できるM&Aを積極的に検討し、ポートフォリオ変革のスピードを速めていきます。
5) グローバル化を目指し、特にライフサイエンス、エレクトロニクス、新規事業について、グローバルビジネスをけん引するマルチナショナルなマネージメント体制の構築を進めていきます。
私の今年の抱負は「カガクでネガイをカナエル会社」の実現に向け、逆風に負けず、グローバル化とR&Dを推進力にして成長の歩みを確かなものにすることです。
昨年は、消費税8%の反動による市場の低迷、アメリカ経済の復活、国内の電気料金の高騰、年末にかけて一層の円安の進行、シェールガス革命、原油価格の暴落などがありました。しかし、世の中の不確実性の拡大の裏で、科学技術は着実に進化を遂げています。iPS細胞を用いた加齢黄斑症の臨床開始は、当社も手掛ける再生・細胞医療がいよいよ本番を迎えることを告げています。機能性食品の効能表示の解禁が決定され、サプリメント事業は大きな転機を迎えています。
変化の時代はカネカにとって大きなチャンス。カネカの総力を結集すれば大きな成長の果実をつかみ取れるはずです。
具体的には下記の点について強化を図っていきます。
1) 生産技術に関してはLCP(The Lowest Cost Producer)を目指し、コストや生産性を具体的な数値目標で定めて達成していきます。プロセス革新はもとより、原料調達から配送までのあらゆる段階でのLCPを追求していきます。
2) R&Dの成果実現に向け、事業部やコーポレートR&Dでの新製品・新事業の創出に引き続き取り組んでいきます。今後は、重点化すべきテーマに資源を集中させてポートフォリオの変革と成果実現のスピードアップを図ります。
3) カネカブランドの確立「人と技術への信頼」、とりわけ「人」すなわちカネカそのものへの信頼獲得にさらに力を注ぎます。
4) 新規事業の創出に向け、事業のバリューチェーンを解明し、その中に入り込んで行く、インサイダーになることを目指します。その手段として、カネカの技術や人とのシナジーを発揮できるM&Aを積極的に検討し、ポートフォリオ変革のスピードを速めていきます。
5) グローバル化を目指し、特にライフサイエンス、エレクトロニクス、新規事業について、グローバルビジネスをけん引するマルチナショナルなマネージメント体制の構築を進めていきます。
変化の早い世の中において大事なことは、ゴールを見失うことなく、ゴールから逆算した計画を練り上げ、ゴールに到達するためのスケジュールと資源投入を明確にすることです。5年前に策定した長期ビジョン、Kaneka United宣言をベースにあらためて変革の姿を再確認していきます。
変革なくしてカネカの成長はない。停滞は衰退。2015年も混沌とした世の中が続くでしょう。
しかし、外乱要因に右往左往せずに、自ら決めたことをやり通す。「変革」が起こるのを待つのではなく「変革」を起こす側になりましょう。
平成27年1月5日
株式会社カネカ
代表取締役社長 角倉 護