京都国立博物館 特別展覧会「国宝 鳥獣戯画と高山寺」に当社有機EL照明パネルが採用
株式会社カネカ 広報室
2014/09/30
2014/09/30
株式会社カネカ(本社:大阪市 社長:角倉護)の製造・販売する有機EL照明パネルが、京都国立博物館で2014年10月7日から11月24日まで開催される特別展覧会 修理完成記念「国宝 鳥獣戯画と高山寺」に出展される国宝「鳥獣人物戯画」全4巻(平安時代から鎌倉時代、京都・高山寺蔵)の展示照明として採用される事が決定しました。動物たちを擬人化して生き生きと描いた「鳥獣人物戯画」は、日本の古美術のなかでも最も知名度の高い作品のひとつです。
採用された理由は次のとおりです。
①パネルが薄く、軽く、発光に伴う発熱も抑えられるため、展示物や展示空間と調和した照明設置が可能である。
②面で発光し全体的に柔らかく照らすため、展示物全体に均等に光が広がり強い影ができにくい。③紫外線、赤外線の発生がなく保存科学の観点から「国宝」を照らす照明として適している。
本展は、「鳥獣人物戯画」全4巻が朝日新聞文化財団の文化財保護事業の一つとして保存修理が完成した記念として開催されます。生まれ変わった「鳥獣人物戯画」が当社有機EL照明パネルによって照らし出されます。
当社では、東洋美術をはじめ、あらゆる絵画・美術品の展示照明分野に当社有機EL照明パネルを積極展開し、新しい用途を開拓するとともに、有機EL照明の特徴が活きる国内及び欧米の市場への事業展開を加速させます。
以 上
国宝 「鳥獣人物戯画」平安時代 甲巻(部分) 京都・高山寺蔵(この部分は11月5日~24日に展示されます。)