理想のITインフラを
グローバルに構築する。

私の所属するチームでは、主にカネカグループ全体のネットワーク、クライアント、セキュリティ、サーバー、クラウドといったITインフラ基盤の設計・導入・運用保守を行っています。昨今は全世界的にセキュリティ事故が増加傾向にありますが、そのなかでグローバルに強固なセキュリティを持ったインフラ・ネットワークの維持・向上を図るのが、私たちの仕事です。カネカは世界各国に拠点がありますが、規模の大きな拠点はローカルスタッフと連携しながら、また小さな拠点は日本主導でツールを検討するなどして、業務を進めています。
セキュリティを強化すると、特定のWEBサイトにアクセスできないなど利便性が下がる側面もありますが、可能な限り両立できるようなセキュリティ・ネットワーク基盤を目指して構築・運用しています。また、急速に変化する市場環境や技術動向へ迅速かつ効率的に対応するため、協力会社さまから最新情報を得たり、ユーザーである工場のご要望に耳を傾けたりしながら、3年先、5年先のインフラ基盤の企画構想を進めています。

前職は通信キャリアのネットワークエンジニアでしたが、実はカネカとビジネス上のつきあいがあり、いろいろと接するなかで他社に比べて社内の雰囲気がとても良さそうに感じていました。また前職時代は、仕事が属人化していたこともあって休日でも連絡が入るため、気の休まるときがありませんでした。そこで、子どもが生まれるタイミングで「このままの生活ではだめだ」と転職を決意し、カネカに入社しました。
働く環境はガラリと変わりました。まず入社してすぐ、3年間のうちに20日有給休暇を取得できる育児サポート休暇をフル活用。子どもの夜泣きで眠れない日もあったので、とても助かりました。また、子どもの急な体調不良で病院に連れて行かなければならないときには、チーム内のメンバーや上司に仕事をサポートしてもらえます。そのほか、リモートワークもうまく活用することにより、ワークライフバランスのとりやすい、働きやすい環境だと感じています。

ICTの急速な進化に伴い、クラウドサービスの普及、モバイル端末の利活用、テレワークにみられる働く環境の多様化など、幅広い場面において変化が加速しています。私自身は、このように多様化した働き方に対応し、セキュリティを担保したうえで快適に日々の仕事ができる環境を提供することを目指しています。事業としても国内だけではなく海外との関わりが重要になってきているため、カネカ本体のセキュリティ・ネットワークを強化するだけではなく、グループ・グローバル一体でのITインフラ基盤を構築することに挑戦していきたいです。