医薬品中間体を分析し、
品質検査を行う。
- Y.M.
- 2020年入社
高砂工業所 医薬品部- 所属部署および掲載内容は取材当時のものです
キャリアパス
- 高砂工業所 医薬品部
- 品質管理
- 部署名は所属当時のものです
仕事内容
分析機器を用いて
必要な成分の濃度をチェック。
カネカは、さまざまな医薬品の中間体を作っていますが、私はその中間体の品質検査を行っています。生産途中の製品からサンプルを抜き取り、専用の分析機器を用いて分析。必要な成分が、きちんと基準値通りの濃度で含まれているかを確認します。
また、新しい中間体を製造する際には、薬によって分析条件が変わるため、最初に作業標準書と呼ばれる分析の手順書を作成しています。
その他、分析をより効率化する、あるいは作業ミスを発生しにくくするための改善について検討を進めています。
入社動機
カネカの製品の幅広さに
感銘を受けた。
もともとじっとしているのが苦手な性分で、ずっとパソコンと向き合うような事務仕事は向いていないと思っていました。そこで工場勤務の会社をいくつか見学に行ったところ、惹かれたのがカネカでした。
事務職と違って大きな機器を操作するような仕事があり、おもしろそうに感じたことに加え、製品が展示してあるコーナーにウィッグがあり、「こんなものも作っているのか」と思ったら、そのすぐ横にはバターや医療機器なども展示されていて、カネカ一社で実に多くの分野で社会に貢献していることを知り、感銘を受けたのです。
高校では商業について学んでおり、当時は化学の専門知識はありませんでしたが、異なる分野について学びたいという思いが強かったため、志望しました。
やりがい
専門知識が少しずつ
増えていくおもしろさ。
化学の専門知識やさまざまな分析機器に関する知識は、日常生活ではなかなか触れる機会がありませんが、今の業務ではそうした知識を日々習得することができ、とてもおもしろいと思っています。入社してからずいぶんたくさんのことを学びましたが、知識量としてはまだまだ。先輩や上司に聞くと、いつもていねいに教えてくれるのでありがたいです。
また業務改善提案については、以前、先輩と2人で作業標準書に写真を付けることで見やすくわかりやすくなるのではないかと考え、提案したところ、実現することができました。自分が新人の頃に苦労した経験から、後輩のためにと思って取り組んだ試みだったので、かたちにできたときはやりがいを感じました。
私のネガイ
後輩がいきいきと働き、
成長できる職場をつくりたい。
分析業務では、分析機器や化学についてまだまだ知らないことばかりなので、さらに学んで理解を深め、これから入社してくる後輩にも教えられるような人材になりたいと思っています。
一方、職場づくりにおいては、年齢や職歴を気にせず、誰もが自分の意見をためらうことなく言えるような、自由闊達な職場の雰囲気をつくっていきたいと思っています。そのため、まずは自分からと、すれ違う人に挨拶をする、職場でおもしろいことを言う、同僚と会食する、プライベートを一緒に楽しむ、といったことを率先して行うように努めています。
一日のスケジュール
- 先番の場合
- 06 : 45
- 出社、メールチェック
- 06 : 50
- 夜勤者と申し送り
- 07 : 00
- 製造の管理室へ行き、状況確認
- 08 : 00
- 保管機器の温度チェック
- 09 : 00
- 分析準備
- 10 : 00
- サンプル分析
- 11 : 00
- 後片づけ
- 12 : 00
- 昼休憩／居室で同僚と食事
- 13 : 00
- 申し送りの作成
- 13 : 50
- 中番者と申し送り
- 14 : 00
- 帰宅