モノづくりの現場を改善する
課題解決のスペシャリスト。
- K.K.
- 2013年入社
高砂工業所 食品部- 所属部署および掲載内容は取材当時のものです
キャリアパス
- 高砂工業所 食品部
- 製造技術
- 海外トレーニー
- 高砂工業所 食品部
- 製造技術
- 育休
- 高砂工業所 食品部
- 製造技術
- 部署名は所属当時のものです
仕事内容
製造技術の全体サポートと
海外グループ会社の支援。
食品の製造技術職として油脂部門のテーマリーダーを務めています。具体的な業務としては、設備トラブルの対応や、品質不良品が発生した際の製造処方の微調整など、製造の技術的なサポートを行うとともに、品質を安定させるための配合変更や生産方式の変更などのコストダウン活動に取り組んでいます。また、人にやさしい工場を目指して、作業負荷を軽減する自動化設備の導入も検討しています。
そうした日々の業務とは別に取り組んでいるのが、インドネシアのグループ会社へのモノづくり支援です。2012年に食品工場を立ち上げた若い会社なので、カネカの食品部門のマザー工場である高砂工業所が持つ優れた技術を導入することにより、同社の「安全を確保しながら、安定して、安く、良いモノを作る」力の向上を目指しています。WEBミーティングの他、年に1回は現地を訪問する支援活動を行っています。

やりがい
自身の取り組みが
すぐにメリットにつながる。
製造技術担当は、課題解決のスペシャリストだと思っています。研究開発部門の場合は、生み出したモノの評価はお客さま次第ですが、製造技術の場合は、製造課題に対する改善検討が主となり、取り組みが良ければ、コストダウンや品質向上といったメリットにすぐつながるため、やりがいを感じます。
また、検討範囲は多岐にわたることも多く、製品の仕上がりに関わる開発部門や営業部門、あるいは原料を仕入れる調達部門など、さまざまな部署と連携しながら課題を解決していくため、大変な面もありますが、「安全を確保しながら、安定して、安く、良いモノを作る」という製造技術のミッションに対する使命感を胸に、日々業務に取り組んでいます。

カネカの魅力
若手の提案を採用し、
チャレンジの場をくれる風土。
カネカの魅力はチャレンジ精神が根づいており、年齢に関係なくやる気があれば積極的にさまざまなことに挑戦できるところです。私の場合は、入社4年目で海外トレーニーとして1年間インドネシアのグループ会社に出向しました。現地では、製造技術だけでなくシフトや採用計画といった業務も担当し、業務スキルも視野も広げることができました。
その経験を通して実感したのが、食品市場は胃袋の数に比例するため、これからは海外でもっと事業を伸ばしていく必要があるということ。そこで帰国後、インドネシアのグループ会社へのモノづくり支援を提案し、自ら取り組むことになりました。現地の製造現場を引っ張るのは、海外トレーニー時代に一緒に働いた仲間です。当時は50人くらいだった従業員も今は200人くらいになり、技術指導の甲斐あって技術力もずいぶん向上しました。こうしたチャレンジができるカネカの風土は、実に魅力的だと思います。

私のネガイ
世界中の人が安全でおいしいものを
安価で食べられる世界。
私は就職活動時代から、「世界中の人が安全でおいしいものを安価で食べられる世界」にしていくのが夢で、今もその信念を胸に仕事に取り組んでいます。まずは国内、そしてインドネシアから。特にインドネシアでは、海外トレーニー時代に現地における圧倒的な米食・麺食文化に驚かされました。「朝食にパンを食べる」習慣はほぼなく、パンにはお菓子や軽食のイメージしかありません。しかしこれからパン食が広がっていき、今の認識も変わっていくでしょう。私は引き続きインドネシアのグループ会社へのモノづくり支援活動を通じて、インドネシアの食生活向上に貢献できるよう取り組んでいきたいと考えています。
一日のスケジュール
- 08 : 30
- 出社、メールチェック
- 09 : 00
- 朝礼
- 10 : 00
- 製造部門と新規導入設備打ち合わせ
- 11 : 00
- 原料商社と打ち合わせ
- 12 : 00
- 昼休憩。社員食堂で同僚とランチ
- 15 : 00
- 研究開発部門とプロセス革新テーマ打ち合わせ
- 16 : 00
- 製造技術部門と品質改善打ち合わせ
- 17 : 00
- 内勤作業
- 17 : 40
- 内勤作業終了