電子デバイス市場の最前線で
今と将来の売上をつくる。
- H.O.
- 2015年入社
E & I Technology Solutions Vehicle- 所属部署および掲載内容は取材当時のものです
キャリアパス
- 高砂工業所 合成樹脂製造部
- 製造技術
- 海外トレーニー
- E & I Technology Solutions Vehicle(東京本社)
- 総括・管理
- E & I Technology Solutions Vehicle
- 営業
- 部署名は所属当時のものです
仕事内容
電子デバイス向け基板の主戦場で
海外営業活動を展開。
エレクトロニクス製品に使用される材料を扱う部門に所属しており、現在はそのなかでも「ピクシオ™」や「アピカル®」といったポリイミドフィルム製品の営業を担当しています。ポリイミドフィルムは、電気信号を流す回路基板の材料としてスマートフォンやパソコン、タブレットなど私たちの身近な製品に用いられるほか、自動車、さらには宇宙・航空用途まで幅広い分野で使用されています。
ポリイミドフィルムは東アジアを中心に海外が主戦場となっています。私はこれまで中国のお客さまを担当した後、現在は韓国のお客様担当をしています。あわせて、自社のマレーシア工場との窓口も担っており、月に1~2回は海外出張を続ける忙しい日々を送っています。

やりがい
業界の変化スピードについていき、
お客さまとともに成長の波に乗る。
エレクトロニクス業界は移り変わりのスピードが極めて速く、スマートフォンのように毎年新しいモデルが登場するなかで、機能の変化・進化に合わせて材料もスピーディに対応する必要があります。特に海外のお客さまはトップダウンで意思決定が速いので、サプライヤーとしてもそのスピードについていかなければなりません。そのため、お客さまとのコミュニケーションの中から5年先のマーケットニーズをいち早くキャッチして、社内の開発部門にフィードバックするのも、営業担当の重要な役割です。日々の売上を上げる営業活動に加えて、数年先の売上をつくるマーケッターとしての活動が求められます。
これまでもカネカでは、折り曲げ式や5G対応など新しいタイプのスマートフォンが出る何年も前から、それらに合わせた製品の開発を進めていました。マーケットの最前線に接するなかでトレンドをキャッチするのは難しいですが、その半面、お客さまが成長していく良い波に乗って、カネカとして販売も伸ばすことができたときは達成感があります。

職場の雰囲気
若手にもどんどん仕事を任せ、
挑戦を応援してくれる。
もともとカネカへは、多種多様な製品群を持つことや、海外へ挑戦できる土壌があること、そして何よりカネカで働く人たちに親しみやすさを直感的に感じたことから入社を決めました。カネカへ入社して約10年経ちますが、就職活動のときに受けたフィーリングはあながちまちがっていなかったように思います。
「まだ〇年目だからここまで」と業務領域を制限されることもなく、やり抜く意志があれば年次を問わず若手にもどんどん仕事を任せ、挑戦を応援してくれます。かといって個人プレーになることもなく、うまくいかないことがあれば「どうすればチームとして最大限の成果を出せるか」を追求してフォローし合う。そんな風土が根づいているところが、カネカらしさだと思います。

私のネガイ
これからのカネカを支える
新しい製品の立ち上げに関わりたい。
私の所属チームの事業は、カネカの先輩たちが作り上げた「ピクシオ™」や「アピカル®」といった製品よって支えられています。今やスマートフォンは人々の必須デバイスとなっていますが、これから先の5年、10年、20年を考えると、さらに快適で便利な社会を実現するために、きっと新たなニーズが出てくるはずです。日頃のお客さまとの会話やマーケット情報からそのようなニーズを察知し、これからのカネカを支える新しい製品の立ち上げに関わることができたら、おもしろいだろうなと思っています。そして、自分が50歳、60歳になったときに、「これは私たちが手がけたのだ」と誇れるような製品へと成長させることができたら、最高です。
一日のスケジュール
- 海外出張の場合
前日 韓国へ移動
- 09 : 00
- ホテルを出発
- 11 : 00
- 韓国取引先A社との面談
- 12 : 00
- A社とランチ会食
- 13 : 00
- 移動しながら商社担当者と市場情報交換
- 15 : 00
- 韓国取引先B社との面談
- 17 : 30
- B社との会食
- 20 : 00
- ホテルへ帰着