世界中の患者さまが待望する
医薬品を世に送り出す。

  • 新卒採用(技術系)
  • 化学系専攻
  • Health Care Solutions Unit
  • 基礎/応用研究
  • 新卒入社5年~10年未満
  • 高砂工業所
G.Y.
2016年入社
Pharma & Supplemental Nutrition Solutions Vehicle
  • 所属部署および掲載内容は取材当時のものです

キャリアパス

QOL事業部
基礎/応用研究
Pharma & Supplemental Nutrition Solutions Vehicle
基礎/応用研究
  • 部署名は所属当時のものです

仕事内容

医薬品原薬・中間体
合成プロセスの研究開発。

カネカでは、各種医薬品の素材となる医薬品原薬や中間体を作っており、私はそれらをどのようなプロセスで合成するかの研究開発を行っています。目的の構造を持つ製品に仕上げるには、いくつもの反応工程を経る必要がありますが、既存のルートを調査したうえで、効率や安全性、コストといった面でさらに良いルートを考案、検討します。机上検討で有力視されたルートについては、ラボスケールで実際に合成して検証し、最終的にプラント設備を使ったスケールアップを行って製造部門に技術移管するまで、一貫して携わります。
また、社内での研究活動だけでなく、最近では学術論文の投稿や学会発表といった対外活動にも積極的に取り組んでいます。自分の作り上げた技術についてディスカッションし、対外的にどのように評価されるのかが生で体験できる機会は非常に刺激的でおもしろく、良い評価を受けたときの喜びは格別です。

やりがい

医薬品を世に送り出す。
それは使命感に満ちた仕事。

入社面接で「医薬品事業に携わりたい」という思いを伝え、それが叶いました。この仕事は、世界中の患者さまが待望している大切な医薬品を世に送り出すうえで、とても重要で責任のある仕事だと思っており、やりがいと使命感を感じながら日々の業務に取り組んでいます。
最もうれしいのは、自分が研究開発した技術を用いてルート構築やスケールアップを行い、実生産が成功したとき。ラボ段階で検討漏れがないよう緻密に実験データを蓄積し、量産化段階でうまくいくと、それまで自分がやってきたことの正しさが証明されたように感じられ、喜びもひとしおです。こうした達成感は、新規のテーマにチャレンジし、新しいルートを開拓していく際の大きなモチベーションになっています。

カネカの魅力

おもしろい特異技術を持ち、
部署間連携が盛んなところ。

長年培ってきた有機合成の技術に加え、酵素反応やフロー反応といった、他社とは違ったおもしろい特異技術を持っているところにカネカの魅力を感じています。私の仕事で言えば、そうした特異技術をルート構築に組み込むことができるので、強みの一つになっています。
また多種多様な部署があり、部署内だけでなく、ときには他部署とコラボレーションして研究開発を進めることができる点も魅力です。たとえば、私が所属する医薬品研究部門と、化学工学の専門部署やエンジニアリング部はとても身近な関係にあり、話が早くフットワークも軽いので、新しい反応設備が必要になった際も、自社で設計・導入することが可能です。他社にない革新設備を実装化し、ラボ検討からスケールアップ設備の導入までを実にスピーディに実現してくれる、頼もしい仲間に恵まれています。

私のネガイ

自身が開発した技術で
一人でも多くの患者さまを救いたい。

私は幼い頃からぜんそくに悩まされ、薬を手放せない生活を送ってきました。そうして薬に助けられてきた自身の経験から、今こうして医薬品の研究開発に携わり、多くの患者さまの力になれることに大きな喜びを感じています。カネカは世界中のさまざまな製薬会社さまに原薬や医薬中間体を提供し、製薬会社さまはそれを最終製品である薬に仕上げます。そう考えると、私たちカネカの影響範囲は極めて広く、「世界中の患者さまのためになる仕事ができるんだ」と思えてきます。そうした自負を胸に、これからも自身が開発した技術でたくさんの医薬品を世に送り出し、一人でも多くの患者さまを救うことに貢献したいと考えています。

一日のスケジュール

09 : 00
出社、メールチェック、前日かけた分析結果の解析・まとめ
10 : 00
実験開始
11 : 00
チームミーティングにて研究の進捗共有
13 : 00
製造部門への移管文書作成
16 : 00
実験後処理、各種分析
17 : 40
今日は飲み会、定時ダッシュ