日本の技術で母国インドの
暮らしの向上に貢献したい。

自社製液状樹脂「カネカMSポリマー^®」の海外、特に母国インドにおける市場展開に携わっています。その主用途であるシーリング剤や接着剤、コーティング剤などを開発・生産・販売しているお客さまに対し、「カネカMSポリマー^®」の特徴と応用可能な分野の紹介はもとより、お客さまが開発したい製品レシピの開発、顧客でのラボ検討、スケールアップ試作におけるレシピの微調整や原料代替案の提案、製法指導、さらにはエンドユーザーへの合同説明に至るまで、全面的なサポートを展開しています。
配合開発研究は日本で行い、年に２、３回はインドに出張して、お客さまと対面で打ち合わせを実施しています。お客さまはもちろん、社内の関係各部門、海外拠点、原料・設備メーカー、エンドユーザーなど関係者は多岐にわたりますが、いずれも密にコミュニケーションをとりながら関係強化に努め、お客さまの製品開発・上市がスムーズに進むようなサポート活動を心がけています。

私は日本の高専に入学し、大学、大学院へと進学して、そのまま日本で就職しました。カネカの魅力は、幅広い領域でのソリューション提供に関わっており、海外展開にとても積極的に取り組んでいるところ。自ら望む人には国内外問わず、たくさんの成長と活躍の機会が与えられます。日本にいながら母国インドにも関わりたいと考えていた私には、ぴったりの会社でした。
もう一つの魅力は、「人」。就職説明会では、とても仲の良さそうな先輩社員2人が、良いところも悪いところも包み隠しなく親身になって話してくれました。こうした「人」の雰囲気に惹かれてカネカを志望した私ですが、実際に入社した現在も、フレンドリーでお互いに協力し合う仲間の存在は、カネカの大きな魅力だと実感しています。

「カネカMSポリマー^®」は日本や欧米では販売量が伸びていますが、インド市場ではまだ出始めたばかり。これから大きく伸びるポテンシャルを秘めた、魅力的な市場だととらえています。より一層、市場ニーズに応える製品開発・顧客対応活動に力を入れることにより、カネカ製品のプレゼンスを高め、日本や欧米を超える市場をインドで築きたいと考えています。そして、カネカ製品を用いた優れたモノを母国インドの市場に普及させ、暮らしの向上に貢献していくことが私のネガイです。