財務のプロフェッショナルとして
会社の成長戦略を支える。
- A.U.
- 2018年入社
財務部- 所属部署および掲載内容は取材当時のものです
キャリアパス
- 化学メーカー
- 経理・財務
- カネカ入社
- 財務部(大阪本社)
- 財務
- 財務部(東京本社)
- 財務
- 部署名は所属当時のものです
仕事内容
資金調達や資本政策などの
財務施策の策定・実行。
現在の私のミッションは、資金調達の策定・実行や、資本政策の立案実施など、財務の側面から会社の成長戦略を支えることです。資金調達については、設備投資やM&A案件に対応する長期的な資金や、運転資金や配当金などの短期的な資金といった資金需要に応じて、金融機関からの借入や社債の発行といった、適切な資金調達方法を策定、実行することで会社の事業運営に必要なお金を調達しています。一方の資本政策については、株主還元として自己株式の取得を実施したり、自己株式の活用方法の検討を行ったりしています。その他、為替変動リスク低減のため、外貨建債権債務の発生額の見通しに基づく為替予約の締結などを行っています。
資金調達において、昨今、調達する資金の使途を環境改善効果や社会貢献性のある特定のプロジェクトに限定して調達を行う、いわゆる「ESGファイナンス」が普及してきており、フレームワークの策定など、よりプロセスが複雑な資金調達が求められるようになっています。加えて、資金調達には利息などのコストが発生するため、経済合理性も合わせて追求することが必要であり、金利や為替といった経済動向を常にウォッチし、その時々に最も適した方法で調達できるようさまざまな観点から検討するよう努めています。

入社動機
新しいことに挑戦できる
風土があると感じた。
前職では、同じくメーカーの財務部に所属し、出納業務や単体決算業務などを担当していましたが、ルーティンワーク中心で、業務範囲が限られていたことから新天地を求めました。カネカを志望したのは、WEBサイトや中期経営計画から「新しいことに挑戦できる風土がありそう」と思ったため。また、面接の際に会った人事部や財務部の人の雰囲気も、自分に合っていると感じました。
実際に入社してみて、その感覚はまちがっていなかったと感じています。入社してほどなく、Green Planet®事業への投資資金調達のため、日本の化学メーカーとしては初めてとなるグリーンボンドの発行を担当。フレームワークの作成など、実務の一端を担いました。その後も、ソーシャルボンドの発行にメイン担当の一人として携わるなど、前職では実施したことのないスキームでの資金調達に携わることができました。
それ以外にも、財務の決算業務や有価証券の管理、為替のリスクヘッジなど、多岐にわたる業務を経験させてもらえており、財務部員としての成長を実感しています。

働き方
フレックスや有給休暇を利用し
メリハリの利いた働き方が可能。
混雑した電車が苦手なこともあって、基本的にはフレックスのコアタイム開始時間である10時に出勤しています。繁忙期には遅い時間まで勤務することもありますが、用事がある場合にはフレックスを活用して早めに退勤するようにしています。私の業務は忙しいときとそうでないときがはっきりしているので、有給休暇も比較的取得しやすく、メリハリの利いた働き方ができていると思います。
入社当初は大阪勤務でしたが、経営層や他部署との連携強化、業務効率化のために、2021年に私の所属する財務企画チームの業務を一部東京へ移管することになり、それに伴って私自身も東京本社へ転勤となりました。金融機関との面談や大阪本社のメンバーとの打合せのため、定期的に大阪本社へ出張しています。

私のネガイ
自分自身とカネカ、
両方の価値を高めていきたい。
私が実現したいのは、「価値を高める」ことです。まずは、自分自身の価値を高めていきたいと思っています。新しいことを学んだり、新しい業務や領域に挑戦したりすることで、知識や経験、スキルを習得し、できることを増やしていきたいです。そうすることで、上司や同僚からの信頼を得て、組織における自分の存在価値や、人材としての市場価値を高めることができると考えています。自身の価値向上の結果、カネカの企業価値向上の一助になれればと思っています。
一日のスケジュール
- 10 : 00
- 出社、メールチェック、為替・株価チェック
- 11 : 00
- 銀行と面談
- 12 : 00
- 昼休憩
- 14 : 00
- 証券会社とWEB面談
- 16 : 00
- 上司と資金調達方法について打ち合わせ
- 17 : 00
- 為替相場見通しレポートの作成
- 19 : 00
- 退社