カネカの高卒採用は「ココが違う!」
カネカの高卒社員は全員、総合職。
ちょっと珍しいかもしれませんが、当社では高卒も全員、総合職として採用しています。というのも、学歴に関係なく「人の成長が会社の成長につながる」と考えており、「やりたい!」と手を挙げる人にはどんなことにも挑戦できるチャンスを与える会社でありたいという思いがあるからです。いろいろなことにチャレンジしたいという人には、魅力的な会社と言えます。
初期配属の勤務地については、本人の希望と各拠点の人員状況によって決まりますが、面接を通して「地元で働きたい」「地元を離れたい」「どこでもかまわない」などの希望をしっかり聞かせていただきます。
高卒若手社員に聞きました!
Q.カネカとはどのような出会いでしたか?
地元の滋賀県内で福利厚生面が充実している企業を探しました。探しているなかで、実家を出て自立したいと考えていた私は、寮費の安いカネカに魅力を感じました。
2年生時に企業の進路ガイダンスでカネカの説明を聴いたのがきっかけでした。自分でさらに調べる中、多くの卒業生が社員として活躍していることを知り、カネカへの関心が高まりました。
進路相談で先生に薦められたことがきっかけです。カネカは幅広い分野に携わっていることを知り、自分も社会に貢献できるのではと思い応募を決めました。
地元が宮崎で、進路に迷っていた際、「県外で働いてみたい、自立したい」と考えて担任の先生に相談したところ、カネカを薦められました。
まずはオペレーター業務からスタート。
入社すると、多くの人がまずはオペレーター職として製造運転業務に携わります。メーカーの原点は「製造現場」です。その製造現場で、モノづくりの基本を習得し、良い製品をより多く、より安く作る使命を担います。
具体的な業務としては、職場にもよりますが管理室のモニターで、自動化された生産設備の運転状況を監視することがメインとなります。何かトラブルが発生したときにはアラームが鳴るので、その際は現場に駆けつけて処置を施します。また、現場を巡回しながら各生産設備を点検したり、製品をサンプル採取して生産状況を確認したりといった業務も行います。加えて、生産する品種を切り替える際の、設備の分解、清掃、復元といった業務も重要な仕事です。
化学メーカーの製造現場では、装置の中でさまざまな反応を起こしながら生産が進んでいきます。こうした化学メーカーならではの現場業務のおもしろさも魅力の一つです。
高卒若手社員に聞きました!
Q.現場業務のおもしろさについて教えてください。
装置の内部がどのような状況かを直接見ることはできないので、オペレーターは温度や圧力の計測データを確認することはもちろん、自分で装置の外部に触れて温度や振動を確認したり、さらには音やにおいを確認したりもします。毎日、何かしらの変化があるので、それらがわかるようになると成長を感じます。
現場では、装置内で正しく反応が起こっているかどうかを、視覚、触覚、聴覚、嗅覚を駆使しながらチェックします。生産の自動化が進む一方で、こうした人の感覚に頼っている部分も残っているところが、オペレーター業務のおもしろさの一つだと思います。
現場の課題解決にもチャレンジできる!
カネカのオペレーターは日常の製造運転業務以外に、「コストダウン」や「品質安定化」といった課題を解決する業務目標に分担して取り組みます。ここまで担当するのも、ちょっと珍しいことかもしれません。ただカネカでは、それだけ製造現場を重視しているということの表れだと言えます。
製品の機能や品質は年々ハイレベル化し、製造には高度なモノづくりが要求されます。新製品を開発するのは研究や製造技術の仕事ですが、そうして開発された新製品の生産条件を確立し量産化まで持っていくには、製造現場のモノづくり力が必要不可欠なのです。
業務目標へのチャレンジは大変な面もありますが、「製造コストがこれだけ減った!」「不具合品の発生率がこれだけ減った!」といった成果は、目に見える数字としてはっきり表れるので達成感が得られます。また高い成果を上げることができたチームは、事業所で表彰されるなどしっかり評価もされるので、やりがいにもつながります。
キャリアアップに壁はありません。
カネカの人事制度に学歴の壁はありません。本人のやる気次第で、国内外問わずどのような業務にも挑戦できます。実際に、高卒で国内工場の製造部長や工場長を歴任した先輩が複数人います。また、海外駐在員やグループ会社の社長に就任した実績もあります。製造部門で十数年キャリアを積んだ後、本社の人事部に異動となった例もあります。
自分がどのようなキャリアを歩んでいきたいかについては、1on1や年に一回の自己申告制度で確認されます。そこで出てきた希望については、上司によるサポートのもと、会社としてできるだけ叶えられるよう取り計らうようにしています。
イベントが大好きな会社です!
充実した福利厚生制度は、カネカの自慢です。特徴的なものはまず、工場近隣に格安で住める独身寮。もちろん、男女ともに個室です。通勤は徒歩か自転車で通える範囲なので、時間もお金も節約できます。また、住宅関係の手当や補助、資産形成制度に各種割安の保険制度など、社員にやさしい制度がたくさんあります。
カネカはイベントが大好きな会社です。工場単位のイベントをはじめ、海外を含めた全社対象のイベントもあり、年間を通して従業員同士が交流を深めています。
なかでも盛り上がるのが、各課対抗の競技会。駅伝やソフトボール、モルックにeスポーツ、さらにはクイズ大会まで、さまざまな種目(?)で各課が競います。行く前は「面倒だな…」と思っていた人も、行ったら行ったで楽しい! それがカネカのイベントです。異なる部署の人と競技を通じて知り合い、顔見知りとなってからは工場内でも話をするようになり、気がつけば人の輪が広がっています。
あと、社員から好評なのが「With(ウイズ)」という取り組みです。これは若手社員だけが参加できる集まりで、新入社員歓迎会やスノーボード、キャンプ、テーマパーク訪問などを通して、さまざまな学歴・部署の若手社員と交流できます。
高卒若手社員に聞きました!
Q.カネカライフはいかがですか?
私は地元が奈良県で、県外就職や一人暮らしに不安がありましたが、先輩方は気軽に声をかけてくれ、仕事もやさしく教えてくれます。プライベートでも遊びや食事によく連れて行ってもらい、楽しい社会人生活を送っています。
カネカでは入社後一年間、先輩社員が指導員として付いてくれる制度があり、わからないことや不安に思うことはすぐに聞けたので、安心して働くことができました。
入社前はアルバイトや一人暮らしの経験がなく、うまくやっていけるか不安でした。入社後は研修を通して社会人のマナーを学び、部署配属後は上司のサポートもあり、不安なく会社に適応できました。
自分のやりたいことをカネカで実現しましょう!
最後に、私たちが高卒採用にかける期待をお伝えしておきます。高卒社員の方には、モノづくりの第一線である製造現場でのオペレーター業務を担ってもらい、将来的には部下をマネジメントする職長や製造係長、さらには製造課長や製造部長を目指してほしいと思っています。メーカーの原点である製造のエキスパートとしての活躍を期待しています。
カネカには、高卒でも幹部職以上にキャリアアップし、仕事を通じて自分自身がやりたいことを実践し、会社や世の中に貢献している先輩がたくさんいます。自分のやりたいことを後押ししてくれる会社であり、成長を実感できる会社です。カネカでぜひ、一緒に成長していきましょう! みなさんのチャレンジをお待ちしています!
今回は、高校生のみなさんに向けて、カネカの高卒採用の考え方や、入社後の仕事、生活などについて、高卒の若手社員たちのコメントもご紹介しながら、できるだけわかりやすくお伝えしていこうと思います。ぜひ最後まで読んでください!