技術系の面接で重視するのは「技術者としての将来性」!

今回のテーマは、技術系の選考について。「じっくり対話」を基本とするカネカの技術系選考。実際、どのような面接なのか? どこを重視しているのか? どんな雰囲気なのか? 技術系の採用担当がお答えします。 先輩内定者の声も紹介していますので、ぜひ参考にしてください!

対話から、学生の可能性を一緒に広げていく。

技術系の選考プロセスはどうなっていますか?
まずはエントリーシートなどの必要書類を提出いただき、適正検査を受検後、面接・面談という流れになります。面接・面談ではじっくり対話をしながら、視野と可能性を一緒に広げることを考えていきます。
可能性を広げる?
大学で学んできたことや研究テーマについて詳しく話を聞き、その人の技術領域や得意分野、資質などを見極めたうえで、カネカならその人の良さをどこでどのように発揮してもらえるかを探っていくイメージです。いわばマッチングですね。
学生が関心を持っている分野に限らず探るということですか?
そうです。カネカは、学生一人ひとりのポテンシャルを見ています。特定の分野に適性や能力が認められないからといってすぐに結論を出すのではなく、「それならこちらの分野ではどうか?」といったように可能性を広げながら、その人を生かす道を検討し、イメージをすり合わせていきます。それがカネカの技術系選考の特長と言えます。

面接では技術談義に花が咲く場面も。

コミュニケーションが重要になりそうです。
その通りで、面接では対話を非常に重視しています。面接官は各分野の第一線で活躍している、技術者が務めます。みんな技術が大好きなので、面接では技術談義に花が咲くこともしばしばあります。面接する側、される側、というよりも一人の技術者として向き合い会話しているような感じです。
学生も話しやすいと感じているのでは?
それは内定者アンケートにも表れていて、「話しやすかった」「自分が学んだことをここまで聞いてくれる面接は他になかった」といった回答を多くいただきます。ある学生は、面接の中で自身が取り組んでいる研究について「うまく成果が出なくて困っている」といった悩みを話したところ、当社の面接官から「それなら、このような実験をしたらいいのではないか?」とアドバイスをもらったそうです。面接官が一技術者として、いかに興味を持って学生の話を聞いているかを象徴するエピソードだと思います。
もちろん選考もしているんですよね?(笑)
対話を通して、能力、素養に加えてお人柄がカネカにマッチするかも確認しています。例えば「その研究で工夫したところはどこですか?」や「その研究をどこまで仕上げたいと考えていますか?」といった、学生の主体性を問うような質問もさせていただいています。

学んできたことを、自信を持って伝えてほしい。

配属先を決定する上での考え方は?
カネカの技術系には多種多様な職種や事業領域があるので、まずはエントリーの段階で「関心のある事業領域・職種」について確認するようにしています。
それをふまえて選考が進むわけですね。
学生が関心を持っている事業や職種はあくまでもスタート地点。「大学で〇〇を学んでいるから〇〇の業務」といったように、自身の専攻や研究テーマから希望の業務を限定して考えてしまう学生も少なくありません。ですから、我々は選考を通じてその学生が活躍できる領域を最大化して考え、配属に関しても入社後の業務イメージを持ってもらえるような情報をできる限り採用担当者から提供しています。選考を通じこのようなフォローを得られることが、内定応諾の決め手になったという声もいただきます。
最後に、面接に臨む学生のみなさんにメッセージをお願いします。
リラックスして、素の自分でいろいろお話をしてください。こちらは、みなさんのお話にしっかり耳を傾けます。自分が学んできたことや研究テーマについては、ご自身が一番詳しいはずですので、自信を持って伝えていただければと思います。みなさんとお会いできることを楽しみにしています!