CSR調達

責任ある調達の取り組み

事業活動におけるあらゆる調達活動において、責任ある原材料等の調達と管理を行っています。「調達基本方針」に従い、各事業部長を責任者とした適切な体制を構築し、取引先のご協力も得ながら、鉱物原材料も含めた適切な調達と管理に努めています。
また、環境や人権に配慮した持続可能な原料調達の一環として、RSPOサプライチェーン認証を取得しています。

調達基本方針に基づくグリーン調達への取り組み

カネカグループは、「調達基本方針」のもと、地球環境への負荷低減を目指し、グリーン調達に取り組むことを宣言し、それに基づき「グリーン調達基準」を制定しています。
2022年度は、欧州のREACH規則の規制物質追加を反映して対象物質の見直しを行い、2回の「グリーン調達基準」の改訂を実施しました。今後もグリーン調達が環境保全活動を推進するうえで重要な取り組みの一つであると認識し、取引先と共に積極的に取り組んでいきます。

資材調達の取り組み

資材調達部門では、新工場稼働など事業規模の拡大に対応すべく、新たな取引先を継続して開拓しています。また、刻々と変化する調達環境において、取引先と相互に価値を共創する関係強化が必要であり、各取引先との継続的なコミュニケーションによるパートナーシップ強化に努めています。CSR調達への取り組みでは、2019年度に取引先から回答いただいたアンケート結果、取引先調査票、ヒアリング結果をもとに、課題を共有し改善に努めています。

資材調達の考え方についてはこちらをご覧ください。

物流安全の取り組み

2022年度は、環境・安全衛生についての年間計画を立て、輸送会社と協力し、車両オイル漏れ時の対策訓練やフォークリフト安全教育など、安全意識向上を図る活動を実施し、物流事故の未然防止に取り組みました。
また将来的な人手不足や物流2024年問題(※1)もあり、柔軟に対応できるサプライチェーンを実現するため、物流改革も進めています。その改革の代表例としては、積み合せ配送、モーダルシフト推進、システム化によるドライバーの待機時間削減・配車効率向上、自動化による荷役作業工数の削減になります。
このような改革の推進により、環境問題対策や本質安全向上への取り組みを継続的に行っています。

※1 物流の2024年問題:2024年4月から働き方改革関連法により、ドライバーの労働時間の上限が設定されることで生じる諸問題のこと。

車両オイル漏れ時の対策訓練

フォークリフト安全教育

パートナーシップ構築宣言

当社は、サプライチェーンの強化に積極的に取り組むことが重要との考えから、内閣府をはじめとする関係省庁などが推進する「未来を拓くパートナーシップ構築推進会議」の趣旨に賛同し、2022年10月「パートナーシップ構築宣言」を公表しました。サプライチェーンの取引先や価値創造を図る事業者のみなさまとの連携・共存共栄を進めることで、新たなパートナーシップの構築を目指します。

CHECK & ACT

カネカグループは、「グリーン調達基準」に基づく調達活動に継続して取り組みます。

PAGE TOP