カネカ 再生・細胞医療の普及に向けた新規細胞培養加工施設を提案
株式会社カネカ IR・広報部
2017/06/27
2017/06/27
株式会社カネカ(本社:大阪市、社長:角倉 護)は、当社が開発した容器密閉型自動細胞培養装置と、ダイダン株式会社(本社:大阪市、社長:北野 晶平、以下ダイダン)の気流制御型クリーンブースによる局所クリーン化技術*1を組み合せて、小規模、かつ低コストの細胞培養加工施設の提案を開始します。この細胞培養加工施設は、厚生労働省が定める「細胞培養加工施設の構造設備基準」*2および施行通知などに対応可能で、通常の培養加工施設と比較して、施設導入コストについては約90%削減でき、設置に必要なスペースについては約25%で済みます。*3
この施設により、地域中核病院やクリニックなどの中規模医療機関での再生・細胞医療の普及に大きく貢献できるものと考えています。
*1:気流制御型クリーンブースによる局所クリーン化技術【エアバリアブース】
ダイダン株式会社が開発・販売する、気流制御により交差汚染を抑制する半開放式のクリーンブース。
*2:再生医療等安全性確保法 法第42条【2014年11月25日 施行】
*3:ダイダン株式会社による試算。
以上